LD(学習障害)とは?
知的な遅れがないのに、頑張っても学習の効果が上がらず、学習の得手・不得手に大きなばらつきが見られます。主に「読む」「書く」「算数」の面で学習上の一部に困難があります。LDの特性を持つお子さんは目や耳などの感覚器から入ってきた情報が脳にスムーズに伝わらないため「教科書に書いてある文字を見分けられない」「先生の話していることを聞き取れない」「黒板の文字は読めてもノートに書き写せない」といったことが起こると考えられています。知的能力に遅れはありませんが、一生懸命努力しているのにも関わらず、特定の学習にだけ困難があるため、周囲から「障害」と認識されにくいところがあります。